いつでも自転車が持ち込める上毛電鉄…赤城山麓をサイクリング | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

いつでも自転車が持ち込める上毛電鉄…赤城山麓をサイクリング

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いつでも自転車が持ち込める上毛電鉄…赤城山麓をサイクリング
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  • 上毛電鉄の古澤和秋社長
  • 前橋市の山本龍市長と市役所のサイクルレーシングクラブ
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群馬県前橋市の中央前橋駅と桐生市の西桐生駅を結ぶ上毛電鉄は平日朝の混雑時を除いて自転車がそのままの状態で車内に持ち込める。通常の運賃のみで追加料金なし。市民のみならず、赤城山麓でサイクリングを楽しもうというサイクリストが賢く利用している。

上毛電鉄は開業90周年を迎える鉄道で、23駅は東京の地下鉄並みの間隔で配置されているのが特徴。11年前に本格的にサイクルトレインの実施を進め、現在では年間4万台以上の利用があるという。

9月12日には前橋市の山本龍市長が、駅横にオープンした自転車ショップ「ジャイアントストア」とハイテク立体駐輪場「サイクルツリー」の稼働を記念してサイクリングを楽しんだ。まずは中央前橋駅でロードバイクをそのままの状態で押しながら改札口を通ってホームへ。2両編成の車内にそのまま自転車を持ち込めるのだ。通常なら輪行袋に収納する必要があるがその手間が不要。

全国にもサイクルトレインと銘打った日時限定の自転車持ち込み可の車両が運行することもあるが、この上毛電鉄の場合は予約もなしに朝の混雑時を除いていつでも気ままに利用することができる(祭りなどで混雑する場合は利用できないこともあり)。

バイクラックなどはないので自転車を倒れないように常に支えておく必要はある。この日も市長らのサイクリング同行者以外に、地元のサイクリストやお買い物の女性などが自転車を持ち込んでいた。自宅から駅、駅から目的地まで自転車で移動できるのだから市民にも好評だ。

この日は30分ほどの粕川駅で下車。前橋市街地の標高は100mだが、すでに標高185mの赤城山麓にある。ここから交通量の少ない道路を伸び伸びと走ってさらに標高450mまで上る。ぐりーんふらわー牧場・大胡で休憩して市街地まで一気にダウンヒルしていく。

「ヒルクライムするだけでなく、山麓を横に走るサイクリングも楽しいですよ」と同市の文化スポーツ観光部の松島伸安さんが教えてくれた。
《山口和幸》

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