スイスの高級時計ブランドのウブロが、田中投手とイ・ボミ選手が野球少年とジュニアゴルファーと触れ合うことで「子どもたちの明るい未来」をサポートすることを目的にしたイベントだ。会場には近隣小学校の野球チームから9選手とゴルフを習う小学生9名が参加し、両選手からそれぞれ指導をしてもらい、ターゲットチャレンジに挑んだ。
田中投手、イ・ボミ選手、子どもたちはまずストレッチと体幹トレーニング。地面に腹ばいになって相手に引き起こされるのを20秒間耐えるメニューでは、田中投手に子どもたちが群がる場面も。「みんな力強い!」と言いながらも田中選手は子どもたちから耐え抜いた。
次は田中投手によるピッチング指導、イ・ボミ選手によるチッピング指導が行われた。イ・ボミ選手も子どもたち同様に田中投手に投げ方を教わり、投球を披露した。

構えるポーズが様になってるイ・ボミ選手

スイングする田中将大投手
イベントの最後に行われたのはターゲットチャレンジだ。金額のかかれた的に向けて、チッピングとピッチングを行う。子どもたちは緊張もあってか的を外してしまったが、イ・ボミ選手も田中投手もプロの実力を見せて子どもたちを沸かせた。
田中将大投手(@t_masahiro18 )がウブロのチャリティーイベントでターゲットチャレンジ!子供たちの前で見事に当てました#田中将大 #ウブロ #ヤンキース pic.twitter.com/R3itRBLETz
— CYCLE-やわらかスポーツ (@cyclestyle_net) 2016年12月6日
今回当てた的の合計金額195万円は、ウブロを通じて 児童保護施設のNPO法人リビングドリームスへ寄付される。
田中投手はイベントを終えて、「才能や未来のある野球やっている子、ゴルフやっている子と触れ合う機会はなかなかないと思うので、僕自身にとってもいい経験になりました。子どもたちにとっても女子のトッププロを間近に見て感じることもあったでしょうから、これからの糧にしてほしいです」と子どもたちへメッセージを送る。
また、自身にとっても貴重な時間であり、「多少なりとも影響がある立場にいる人間であると思っていますので、やはり何らかの形で発信することが大事だと思っています」とこれからもイベントなどに参加するという。

195万円が寄付されます
イ・ボミ選手も最近はイベント参加に積極的だと話す。
「ゴルフのプレーだけじゃなく、子どもの夢や希望のためにこういうことをした方がいいかなと最近思っています。今日の機会は私にも良かったですし、これからもしたいです」
子どもたちには、「体を気をつけて、元気でお父さんお母さんの言うことをちゃんと聞いて大きくなったらいいかなと思います」と優しい笑顔を見せた。