統合的なコンテンツマーケティング施策とオウンドメディア構築サービスを提供するエコンテは、スマートフォン向けゲームアプリ「Pokemon GO(ポケモンGO)」の16歳以上の利用者男女を対象に、利用実態に関する調査を行った。ポケモンGO利用後、すべての年代で「歩きスマホ」が増えたと回答したことがわかった。
利用実態調査は、国内配信から約1か月が経過したスマートフォンアプリゲーム「Pokemon GO(ポケモンGO)」を利用する男女600名を対象に、利用者のマナーや安全性、「ポケノミクス」と呼ばれる経済効果などを探るべく行ったインターネット調査。調査対象者は、10代~60代以上の各100名。調査期間は8月8日~9日。
安全とマナーについて、「歩きスマホをしたことがありますか?」の質問に対し、7割以上が「経験あり」と回答し、特に「ポケモンGO」利用後は、すべての年代で歩きスマホをする頻度が「増えた」と回答している。「立入禁止区域や利用を禁止された環境で利用したことがありますか?」との質問に対しては、18.3%が「ある」と回答した。
経済効果に関する質問では、「ポケモンGO」がきっかけで新たに購入したものについて聞いたところ、8割以上が「ない」と回答。新たに購入したものは、「モバイルバッテリーなどの充電機器」が58.5%と最多だった。
生活に起こった「ネガティブな変化」を聞くと、「特にない」がもっとも多く、半数以上を占めた。「趣味や勉強などの時間が減った」といった日常生活面の問題や「バッテリーの消耗が早い」といったスマートフォン利用面での問題をあげる声もある。
一方で、「ポジティブな変化」については、「外出や散歩をする機会が増えた」といった運動面や「家族との会話が増えた」といったコミュニケーション面での変化をあげる回答があがった。
歩きスマホだけじゃない…10-60代に聞く「ポケモンGO」で増えたもの
《池野サキ@リセマム》