その自国開催の舞台で、自身の持てる力を発揮するべく、はるばる地球の裏側まで活動をしにやって来た若者たちの姿があった。20歳前半の学生、社会人総勢16名が中心となって活動する団体、「リオ五輪研修プロジェクト」だ。
【リオ2016】4年後の東京五輪で活躍するために、リオへ飛んだ若者たち…人力車、鍼灸師、薬学生らが現地で活躍https://t.co/ZaIKTBxxpa pic.twitter.com/si2Dm6ce5x
— CYCLE-やわらかスポーツ (@cyclestyle_net) 2016年8月22日
【リオ2016】人力車でリオの人々を「おもてなし」する若者の姿…東京五輪でも人力車が交通手段に? https://t.co/0ICVSiGrhS pic.twitter.com/3oYaEVPNTe
— CYCLE-やわらかスポーツ (@cyclestyle_net) 2016年8月22日
メンバーの一人、管理栄養士を目指し、「世界で活躍するアスリートを食事でサポートしたい」という思いを抱える大住陽香さん。過去にはシンガポールでの栄養士研修や、イタリアの名門インテルやラツィオでのスポーツ栄養士研修の参加経験を持つ。
現地で日本食弁当などをスタッフに提供した、管理栄養士を志している大住陽香さん。 pic.twitter.com/iXwObNh5Xf
— CYCLE-やわらかスポーツ (@cyclestyle_net) 2016年8月22日
各地のオリンピックにも帯同経験のある栄養士の監修の元、現地の人に日本食を紹介したり、現地で活動している日本人スタッフに日本食弁当を提供している。
「現地の食事は楽しみの一つではあるが、オリンピックという長期滞在になると、日本食がどうしても恋しくなるのではないかな、と思ったんです。そういった方々を少しでも日本食でほっとさせてあげたい」
具体的に、どういった部分が日本と異なり、調理の際に苦労したのだろうか。
「海外での調理は、やはり日本のようにはいかない。場所にもよると思いますが、日本では当たり前にある器具がなかったり、水道水にも気を遣わなければいけなかったり。火も、マッチなどの火種がないとなかなか付かなかったり。海外で調理する際にはどういった部分に気をつけないければいけないのか、すごく勉強になりました」
僕も日本食の弁当をいただいた。大住さん自身が考案したメニューだという。鶏肉の酸っぱ煮、野菜の味噌炒め、オクラのツナマヨ和え。日本食が恋しくなった舌には、この上ないご馳走だった。
大住さんの考案した日本食弁当をいただきました。美味しかったです。 pic.twitter.com/FdGSMRVLc8
— CYCLE-やわらかスポーツ (@cyclestyle_net) 2016年8月22日