コミュニティチャンネルのJ:COMテレビは7月21日、リオデジャネイロ五輪6競技の放送を行うことを東京都内で発表した。コミュニティチャンネルでの五輪放送は国内初の試みとなる。
J:COMテレビで放送する競技は、サッカー、ホッケー、射撃、ハンドボール、セーリング、近代五種の6競技。8月6日~8月22日の17日間で約85時間にわたり、生中継と録画放送でお茶の間に届ける。
メインMCを務めるのは、J:COM神奈川エリアで放送中のスポーツドキュメンタリー『かながわ情熱アスリート』に出演中の浅田舞さん。コメンテーターとして1984年ロサンゼルス五輪体操金メダリストの森末慎二さん、1992年アルベールビル五輪と1994年リレハンメル五輪ノルディックスキー団体金メダリストの荻原健司さんが参加する。
浅田さんは「精一杯頑張って、競技の魅力を視聴者の方に伝えていきたいなと思っています」と意気込みを見せる。森末さんはおどけた口調で、「メインコメンテーターと言いましても、これからやることが初めてのこと。何をコメントしたらいいかわかりませんが、わかりやすく楽しくやっていきたい」とアピール。
荻原さんは浅田さんと森末さんとの共演に、「夏のオリンピックに関係できる。こんな嬉しいことはありません。私、小学校時代に体操をやっていたんです。森末さんの金メダルが鉄棒で決まった瞬間、感動しました」と興奮気味に語る。「心のなかはカーニバルですよ。この元気を持って、お伝えしていきたい」と続けた。
生中継はサッカーが4試合、ホッケーが7試合。また、録画放送で毎日18:45~21:30に帯編成を予定している。
《五味渕秀行》