ウィンブルドン選手権では左脇腹痛のため、4回戦で途中棄権した錦織選手。試合では続行する意思を見せ、第2セットの終盤までコートを去ろうとはしなかった。
「去年リタイヤしていることもあり、2年連続リタイヤするのは苦しかった。1回戦からそういう厳しい状態で、頭の疲れもあった」と試合を振り返る。
「コーチ(マイケル・チャン氏)にあれだけやめろと言われたのは初めてだったと思う。負けることはあの試合に入った時に100パーセントわかっていたが…」
リオデジャネイロ五輪を控え、ケガが悪化することは考えなかったのだろうか?
「そういうことは考えなかった。ドクターにすごく悪くなる痛みではないとは言われていたので。まだ2週間、トロント(ロジャーズ・カップ)まであるので大丈夫。ここ1、2週間で調整していきたい」
— CYCLE-やわらかスポーツ (@cyclestyle_net) 2016年7月12日