大山加奈「アスリートの存在意義を感じさせられる」フェアプレイの日記念イベント | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

大山加奈「アスリートの存在意義を感じさせられる」フェアプレイの日記念イベント

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大山加奈「アスリートの存在意義を感じさせられる」フェアプレイの日記念イベント
  • 大山加奈「アスリートの存在意義を感じさせられる」フェアプレイの日記念イベント
日本体育協会は7月7日、都内で「日本フェアプレイ大賞 2015-16」の大賞作品が決定したことを発表した。大賞は、山本幸輝さん(応募当時小学6年、現中学1年)の「なににでも敬意をもつ」に決定した。

日本フェアプレイ大賞は、フェアプレイの輪を多くの方に広めるための施策として一般から日常で体験、実践したスポーツに関わるフェアプレイエピソードを募集。応募された文章で表現されたエピソードのなかから優れた作品を選出したもの。

山本幸輝さんの作品は「ありがとう」「ごめんさない」という気持ちの表現を生活で実践したエピソードを展開した。

日本体育協会の河内由博理事は「スポーツの社会的使命として、フェアプレイ精神を深め、広める、というものがあり、日本中がフェアプレイに溢れる社会となるように取り組んでいます。2020年、フェアプレイ溢れる日本で世界の人々を迎えたい。スポーツは元気や礼儀だけでなく、粘り強さ、逆境、困難に打ち克つことなど、スポーツの素晴らしさを子供達に伝えていくことが大人のミッションであると思います」

「スポーツの世界では、ドーピングやトップ選手の違法行為なども報道されており、これらについては、人々人類全てが課題とし、これについてフェアプレイ精神で取り組んで行かねばなりません。今後も日本中にフェアプレイ精神を広め、国民社会全体が元気になるよう、取り組みを続けていきます」


◆選考に関わった各者からコメント。

選考委員の田中安人氏「今日お会いして、山本さんの作品とご本人のギャップに驚いています。フェアプレイは精神と行動のフェアプレイがあり、日常のなかに、フェアプレイの精神が行き届けばいいなと思っています。本日選考委員で朝日健太郎さんが欠席されていますが、コメントを。フェアプレイは、自分のこころでとらえた形でいいんだよ、と話されていたことをここにお届けしたいと思います」

有森裕子さん
「山本くんおめでとうございます。今回山本くんの作品を読んだときに、私たちアスリートの背中を正してくれたような、驚きと、私たち大人が子供の皆さんに教えられたような、そういう新鮮な感覚をいただきました」

大山加奈さん
「今回初めて選考委員を務めまして、難しさを感じました。そのときさまざまな目線があることに気づかされました。山本くんはテレビでアスリートを見て感じたことを書かれていました。アスリートの存在意義を感じさせられる作品でした。そして、テレビで見たことを生活で実践していることが素晴らしいと感じました」

琴勇輝関
「私たちが一生懸命見せている動作や行動が心に響いたこと、嬉しく思っております。夢に向かってがんばってください」

ナオト・インティライミさん
「琴勇輝関から山本くんが学んだことは大事な琴だと思います。僕もお礼をちゃんと表現できるような人間になりたいなと身が引き締まった思いです。大人になるとなかなかしっかりお礼を表現することが薄れていくんじゃないかと感じております。僕は世界を旅しているんですが、日本人のお礼というのが、すごく外国人には礼儀正しく映ると、感激されます。これは日本人としてとても素敵な気持ちだと思うので、山本くんの文章に習って、お礼を表現できる人になりたいなと思います」

最後に受賞した山本幸輝さんが「まさかお祝いのメッセージを琴勇輝関、ナオトさんからいただけるとは驚いています」と感想を話した。
《編集部》

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