錦織圭、2年連続ウィンブルドン棄権も「得たものが大きかった」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

錦織圭、2年連続ウィンブルドン棄権も「得たものが大きかった」

スポーツ 選手
錦織圭 参考画像(2016年7月4日)
  • 錦織圭 参考画像(2016年7月4日)
  • 錦織圭 参考画像(2016年7月4日)
男子テニス世界ランク6位の錦織圭は7月4日、ウィンブルドンの男子シングルス4回戦でマリン・チリッチと対戦し1-6、1-5で途中棄権した。痛めていた左わき腹が悪化して苦しいテニスを強いられたが、大会を振り返って収穫もあったと話す。

「3回戦のあとに悪化した」と話す錦織。回復することを願ったが叶わず、チリッチと勝負できる状態ではなかった。ストローク戦に持ち込んでブレークする見せ場は作ったが、チリッチのファーストサーブが入ってくるといつもの鋭いリターンは見られなかった。

それでも会見で今大会を振り返ると、「テニス自体には満足しています」という言葉が聞けた。

「この2、3試合は特に得たものが大きかった。ストローク戦ですごく良い試合ができていたので、いつもみたいなサーブが打ててればもうちょっと簡単な試合もあっただろうし」

四大大会のなかで錦織が唯一、ベスト8まで勝ち進んだことないのがウィンブルドン。現行のプロテニスツアーではグラスコート期間というのがほとんどなく、多くの選手が芝への対応に苦労している。

錦織も例外ではないが、今大会を終えて「芝が好きになってきました」とコメント。来季以降への収穫と手応えを口にした。

今後はロジャーズ・カップ、そしてリオデジャネイロ五輪の出場が予定されている錦織。だがケガの回復具合によっては欠場の可能性もある。

前向きなコメントも出た錦織に、ファンからは応援のコメントが寄せられていた。





《岩藤健》

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