錦織は第1セット第4ゲームで0-40とされ、グロスにブレークチャンスを与えてしまう。しかし、ここから連続ポイントでキープに成功、ピンチをしのいだ直後の第5ゲームで相手のサービスをブレークすることに成功した。
第2セットは序盤から互いにブレークし合う展開になったが、中盤に再びブレークした錦織がリードを守って連取。
第3セットも前のセットと同じような展開になったが、第12ゲームで錦織がこのセットふたつ目のブレーク。グロスに1セットも与えず勝利した。
錦織は2回戦で547位のジュリアン・ベネトーと対戦する。ふたりは過去に4戦して錦織の3勝1敗。錦織がプロデビューした2007年の対戦ではベネトーが勝利したものの、それ以後は錦織が3連勝。
心配されるのは試合中にメディカルタイムアウトを取った脇腹。直前の大会も同箇所の故障で棄権している。錦織は会見で「試合中に少し痛んだが大丈夫だと思う」と答えている。
Kei's got the winning feeling...
— Wimbledon (@Wimbledon) 2016年6月27日
He's into the second round after beating Sam Groth 6-4, 6-3, 7-5 #Wimbledon https://t.co/a7gsYrhlKN