6月27日から始まるウィンブルドンを前に、女子テニス世界2位のガルビネ・ムグルサが意気込みを語った。
昨年のウィンブルドンで準優勝して大ブレイク。今年は全仏オープン決勝でセリーナ・ウィリアムズを破り、グランドスラム覇者として聖地に戻ってきた。
「私の目標が変わるとは思わない。本当に頑張ってきたし大きな自信もある。とても良い選手になれると信じているから、とにかくそのために戦っている」
昨年はウィンブルドン準優勝のあと、チャイナ・オープンでWTAプレミア・マンダトリー初制覇。そして今年は四大大会初優勝と22歳にして充実のときを迎えている。ムグルサは自身のキャリアが旬を迎えていると感じる。
「自分の旬がいつ来るかは分からない。いきなり来るものなの。何か大きなことを成し遂げられる旬の時期というのは誰にでもある。キャリアの序盤だろうが終盤だろうが、自分の旬がいつになるかは関係ない。序盤になるのが良くないときもあるから、チャンスをものにした私はとにかく幸せね」
全仏オープンのクレーコートから、ウィンブルドンのグラスコートへの対応には、「私はクレーでのプレーがとても多かったから、コートの種類が変わるのは大変だと思う」と苦労も語った。
「私だけでなく誰にとっても、すぐに芝でプレーするのは挑戦的なこと。誰でも同じだと思うし、ほかの皆と同様にできるだけ早く適応してファイトするだけね」
《岩藤健》
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