テニスの中国オープンは10月11日に女子シングルス決勝が行われ、第5シードのガルビネ・ムグルサが第12シードのティメア・バシンスキーを7-5、6-4で下して優勝した。ムグルサの優勝はキャリア2度目。
ムグルサは今シーズン全英オープンで決勝に残り、今後の活躍が期待される22歳。対するバシンスキーも、今年は全仏オープンでベスト4まで勝ち進み注目された26歳。次の女王を狙う選手同士の対戦は、予想に違わず熱いものとなった。
第1セットはバシンスキーが5-2と大きくリードを奪わう。だが、そこからムグルサが5ゲーム連取し、逆転でセットをものにした。第2セットもバシンスキーが先にブレークを奪うが、ムグルサは再び逆転してビッグタイトルを手にした。
勝利が決まった瞬間、感極まってコート上に倒れたムグルサ。この優勝で世界ランクを自己最高の4位に上げ、ツアー・ファイナル出場に大きく前進した。
《岩藤健》
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