テニスのイタリア国際では5月12日、女子シングルスのベスト8が出そろった。数人のシード選手が早期敗退する中、世界ランク1位のセリーナ・ウィリアムズ、同45位の土居美咲らが準々決勝に残っている。
セリーナは3回戦でクリスティーナ・マクヘールと対戦。過去の対戦では全勝だったセリーナだが、今回は第1セット中盤にブレークを許す。それでもタイブレークに持ち込むと、女王の意地を見せ9-7でセット先取。第2セットはセリーナが一方的にゲームを取っていった。
ランキング4位で第3シードのガルビネ・ムグルサは、2回戦を1ゲームしか落とさず勝ち上がってきた。3回戦でも第1セットを6-1で取ると、第2セットも6-4で制し39位のエレナ・オスタペンコをストレートで退けた。
土居は1月の全豪オープンでベスト4に進出したジョアンナ・コンタと対戦。第1セットを4-6で落としたが、第2セット以降は7-5、6-2で連取。逆転でベスト8入りを果たした。
準々決勝は日本時間13日の夜から行われる。
《岩藤健》
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