フィギュアスケーター高橋大輔がゲストダンサーとして出演するダンスショー『ラヴ・オン・ザ・フロア』の稽古場が6月21日に公開された。
6月30日の上演に向け、カンパニーは数日前に来日。全体の振りうつしは米国ロサンゼルスで終え、衣裳をつけての通し稽古も行なっている。日本では細部のブラッシュアップと、実際の舞台と同じ広さのフロアで、舞台装置の動きもチェックしながらのリハーサルを行う。
今回は、エピローグの一部を公開。「ロマンス」「情熱」「痛み」「嫉妬」などの“愛”というさまざまな感情の物語をダンスで表現するラヴ・オン・ザ・フロアでは、エモーションの旅路の終着地となる部分だ。フロアではシェリル・バークを中心に、メインキャストの動きの確認が行なわれた。
細かな指示に、高橋は動線をすぐさま修正していく。リハーサル中、高橋はスローな曲調に合わせ、ダンサーでも簡単ではない空中での2回転をその場でサッと決めて見せる。床に倒れ込むように両手を着いてから起き上がるという振付も、流れるように滑らかにこなしていた。
高橋はカンパニーを一体感のあるチームと語り、「このチームでショーを迎えられるのに喜びを感じる」とコメント。ほかのメインキャストもトップスケーターからなるラヴ・オン・ザ・フロアは、見応え十分の舞台になりそうだ。
ラヴ・オン・ザ・フロア上演日は6月30日～7月9日（土）。会場は東急シアターオーブ。
《美坂柚木》
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