大谷は初回に死球と安打で2死から一、三塁とされるがリカルド・ナニータを三振に切って取る。二回以降も大谷は毎回の奪三振、五回からは中日打線を無安打に抑えた。大谷は「うまくリードをしてもらいながら、長いイニングを投げられました。変化球もよかったですし、ピンチで粘ることができてよかったと思います」と投球内容に満足を示した。
対して試合後の栗山監督が言及したのは四回、大谷の打席で起こった自打球についてだ。5番・投手として打席に入った大谷は右すねに打球を当て、アイシングを施しながら試合を続けた。
栗山監督はヒザ下全体を覆うようなレガースの着用を勧めてきた。誰もが認める中心選手だけに、「(ケガをしたら)みんなに迷惑がかかる」と今後の対応を模索している。
大谷の特殊レガース着用にファンからは、「これは忠告を聞いておくべき。十分な対策をしないで怪我しても本人の責任ということになってしまう」「大きいレガースをして走塁などに影響するなら大谷が正しい。すべてに全力であってほしい」「レガース着けたら感覚変わるのかな。怪我するのは嫌なので着けてほしい」「怪我したらメジャー挑戦もできなくなるぞ」などの声が寄せられている。