EURO2016優勝へ…イングランドが試練の三番勝負を組んだ理由 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

EURO2016優勝へ…イングランドが試練の三番勝負を組んだ理由

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イングランドのロイ・ホジソン監督(2016年5月22日)
  • イングランドのロイ・ホジソン監督(2016年5月22日)
  • イングランドのロイ・ホジソン監督(中央/2016年5月22日)
6月10日に開幕するUEFA欧州選手権(EURO2016)を前に、出場各国は着々と準備を進めている。注目は予選を10戦全勝で勝ち上がった、グループBのイングランドだ。

代表を率いるロイ・ホジソン監督は、「この大会で我々にとって最高だと考えるチームを準備するつもりだ。だからチーム内の全員に出場機会を与える義務があるとは考えていない」と会見で語った。

「出場するとしてもしないとしても、選手たちに何ができるかは知っている。私が重要だと考える選手たちが、一緒にプレーすることが必要だ。私は初戦でロシアと戦うのに最強だと考えるメンバーを選ぶ」

イングランドは5月22日にトルコ、27日にオーストラリア、6月2日にポルトガルと親善試合を行って大会に向けた最終確認をする。大会前に強敵と連戦を組んだ意図についてホジソン監督は、「あえて困難に身を置こうとした」と説明している。

「単に3つ勝って本大会に臨みたいだけなら、対戦相手にトルコとオーストラリアとポルトガルを選んだかは分からない。自分たちにとって難しい選択をしたが、目的があってやったことだ。早いうちから困難に身を置こうとした。フランスに行けばどの試合も非常に厳しくなると分かっているからだ。厳しい試合を続けていきたい」

イングランド代表には今季、レスター・シティで岡崎慎司とともにプレミアリーグを制した、ダニー・ドリンクウォーターとジェイミー・ヴァーディも暫定メンバーとして選出された。
《岩藤健》

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