今季このチームでタイトル獲得に大きく貢献したのがルイス・スアレスだ。シーズン40得点で得点王も獲得したウルグアイ代表FWは、第34節デポルティーボ・ラ・コルーニャ戦、第35節スポルティング・ヒホン戦で2試合続けて4ゴールを挙げる活躍。3連敗中だったバルセロナは、これで再び勢いを取り戻し勝ち点1差で逃げ切った。
終盤5試合で14得点という驚異的なゴールラッシュを見せたスアレス。チームメートのジョルディ・アルバは、「世界最高の9番(ストライカー)だと思う」と称賛した。
「あのポジションで最高の選手だと証明してきた。チームのために働いてゴールを決めてくれる。僕ら全員が彼にすごく満足している」
アンドレス・イニエスタもスアレスを称えるひとりだ。
「彼にとって素晴らしいシーズンだった。得点王になったからでもあるし、チームにも貢献したからだ。今後も数年間このまま続けてほしい」
バルセロナ移籍当初は得点から離れた時期もあったが、ルイス・エンリケ監督は「心配してない」と言い続けた。それが昨季終盤、そして今季と最高の形で実を結んだ。