男子テニスのバルセロナ・オープンは4月22日、シングルス準々決勝が行われた。世界ランク6位で第2シードの錦織圭は、同30位で第11シードのアレクサンドル・ドルゴポロフと対戦し7-5、6-0で完勝した。
第1セットは序盤から互いにサービスゲームをキープし合う展開が続く。錦織は第10ゲームで4度のセットポイントをしのいだあと、第11ゲームでドルゴポロフのミスもありブレークポイントを握る。このチャンスを仕留めきりセット先取に成功した。
第2セットに入ると錦織の調子はますます上がる。第1ゲームでブレークに成功すると、その後も連続でブレークして1ゲームも与えず6-0で準決勝行きを決めた。
錦織は準決勝で同22位のブノワ・ペールと対戦する。ペールとの過去対戦成績は2勝2敗だが、直近では昨季の全米オープン1回戦と楽天オープン準決勝で錦織が連敗している。
苦手な相手を打ち破り、錦織は3連覇をかけて決勝に進めるか。
《岩藤健》
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