レアル・マドリードは4月20日、リーガ・エスパニョーラ第34節でビジャレアルと対戦する。会見に出席したジネディーヌ・ジダン監督は、「自分たちのことにだけ集中したい」と話した。
一時は首位を独走していたバルセロナが連敗。一気に勝ち点1差まで詰め寄ったレアル。大逆転優勝も現実味を帯びてきたが、それでもまだバルセロナが有利なのは変わらないとジダン監督は冷静だ。
「私は自分のチームに集中し、我々が何をすべきか考えている。シーズン中に苦しい時期はどのチームにもあるものだ。だがそのことに何の意味もないし、何が起こってもやるべき仕事は同じだ。両チームとも全勝を続けたなら優勝するのはバルセロナだ。とにかく自分たちの試合に勝つしかない」
ライバルチームの崩壊についてジダン監督は、「私が説明することはできない。自分たちのことに集中するだけだ」と話すにとどめた。
レアルはUEFAチャンピオンズリーグでも準決勝進出を果たしており、ふたつのタイトルレースを争うことになる。コンディション面の難しさもあるが、ジダン監督は「チームには両方のタイトルを獲得できる力がある」と力強く語った。
《岩藤健》
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