執行役員の大川順子氏は、「スポーツアンバサダーによりスポーツ全体を応援し、誰もが施設を利用しやすい配慮のされた社会実現のために活動していきます」と挨拶。
JALは、2005年に日本パラリンピック委員会(JPC)唯一のオフィシャルエアライン、2015年には日本障がい者スポーツ協会(JPSA)の最初のオフィシャルパートナーとしてパラスポーツをサポートしてきた経歴がある。今後も取り組みをさらに強化させていく気概。
障がい者スポーツ競技会場を観客で満員にするべく、競技の認知を高めるため、機内誌などJALグループがもつ媒体を利用し、JALスポーツアンバサダーを中心に、社員が競技会場に足を運び競技を応援していくとのことだ。
また、今後JALスポーツアンバサダーは競技体験イベントなどに積極的に参加し、アスリートとの交流を行なう。JALグループと選手との窓口機能を担うことで、選手の抱える悩みやニーズに対応するべくノウハウを蓄積させていく。
JAL社内には東京オリンピック・パラリンピック推進部があり、主にはここの事務局を窓口にしてJALグループに情報が共有されるとのことだ。まずはオフィシャルパートナー契約を締結した日本ウィルチェアーラグビー連盟を中心に関わっていき、中長期的には障がい者スポーツ全般をサポートしていく。
JAL会見にて pic.twitter.com/R7GZwnWXcz
— CYCLE-やわらかスポーツ (@cyclestyle_net) 2016年4月12日
JALアンバサダーは学生時代にスポーツを経験してきた、スポーツに関心のある社員で構成されている。アンバサダー代表として挨拶した客室乗務員の大堀絵美子さんは、チアリーディングチームに所属していた経験を持つ。
「スポーツには人を成長、笑顔にする力があります。スポーツアンバサダーとして、障がい者スポーツの面白さを伝えたい」と決意を新たにした。