来日したケビン・シストロム インスタグラムCEOとマイク・クリーガー インスタグラムCTOは試合後、横浜F・マリノスMF前田直輝選手とDF下平匠選手の2名に、選手達が実際にどのようにインスタグラムを活用しているのか、興味深く話を聞いていた。
前田選手は「インスタグラムの利用期間は1年ほどなので、まだフォロワーが3000人くらいしかいないが、いつも楽しく使わせてもらっています」と笑顔で答え、これまでの動画再生時間が15秒から60秒に変更された件についても、「はい、知っています。友達が昔の映像をアップすることも多いので、再生時間が長くなったのは非常にうれしい」と答えていた。
一方、下平選手は「自分のアカウントはカギつきなので、ほとんど見られないようになっている。今後はオープンにしていくことも検討したい」と話し、「チームの人たちも使っている人が多いが、芸能人などもたくさんやっているので、もっともっと使っていきたい」と意欲を見せていた。
また、この日は、齋藤学選手がインスタグラムのアカウントを開設したことも発表された(アカウント名:@manabu011)。齋藤選手は、創業者のケビンとマイク、そしてチームメートの遠藤渓太選手と撮影した写真を、最初の1枚として投稿した。
ケビン・シストロムCEOは「インスタグラムは選手・チーム・ファン、それぞれが写真や動画を通して繋がることができる場を提供しています。たとえば、多くのスポーツ選手がインスタグラム上で練習や試合後などの舞台裏をシェアし、ファンと活発に交流しています。選手、チーム、ファン。この3つの人たちが画像を通してつながることができる。試合前や試合中もお互いのツールを使ってコミュニケーションができる最適なツールである」。と今後、日本でもスポーツシーンでの活用例がますます増えていくことを期待して企画を締めくくった。