フリーアナウンサーの中村江里子さんが2016年度のフランス観光親善大使に就任し、「ツール・ド・フランスの最終日に家族でシャンゼリゼに応援に行きましたが、あっという間に走っていったのでびっくりした」というエピソードを語った。
フジテレビのアナウンサーを経て1999年にフリーとなった中村さんは、2001年に化粧品会社を経営するフランス人のシャルルエドワード・バルト氏と結婚し、生活の拠点をパリに移した。現在は11歳、8歳、5歳の3児の母であり、パリと東京を行き来する。双方のよさを知る中村さんならではの視点から情報を紹介するパーソナルマガジン『セゾン・ド・エリコ』シリーズを扶桑社より刊行している。
「ツール・ド・フランスで日本選手が活躍しているのは現地でもよく知られています。あるときは選手も涙を流すほどのすごく大変なスポーツだから、フランスの一般の人たちの尊敬の念も強い。フランスは自転車好きな人が多いんですよね」
パリではシェアサイクルの「ベリブ」を利用したこともあるという。先日の誕生日にはご主人から自転車をプレゼントされた。「量販店のデカトロンで売っているようなものですが、子どもを後ろに乗せてセーヌ川沿いを走ったりしています。フランスには自転車専用レーンも整備されているので、地方都市も走ってみたい」と中村さん。
《山口和幸》
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