ノバク・ジョコビッチ、大会3連覇を達成…ミロシュ・ラオニッチを完封 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

ノバク・ジョコビッチ、大会3連覇を達成…ミロシュ・ラオニッチを完封

スポーツ 短信
ノバク・ジョコビッチ、BNPパリバ・オープン3連覇(c)Getty Images
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  • テニス イメージ(c)Getty Images
テニスのBNPパリバ・オープンは3月20日、男子シングルス決勝が行われ世界ランク1位のノバク・ジョコビッチが、同14位のミロシュ・ラオニッチを6-2、6-0で圧倒した。ジョコビッチは大会3連覇、通算5度目の優勝を果たしている。

ジョコビッチは第1セット、第1ゲームからラオニッチのサービスを破り4ゲーム連取に成功。リターンが冴えるジョコビッチ相手にラオニッチは第1セット、ファーストサービスでのポイント獲得率こそ72%だったものの、セカンドになると18%にまで下がった。これが第2セットに入ると0%になり、ラオニッチは試合を通してセカンドサービスでは3ポイントしか取れなかった。

第1セットの終わりにメディカルタイムアウトを取ったラオニッチは、第2セットでは1ゲームも奪えず敗れた。

試合後のインタビューでジョコビッチは、「このトーナメントで5回も勝てたことは、私と私のチームにとって素晴らしい成果だ」とマスターズ1000タイトル獲得を喜んだ。

一方のラオニッチは「ケガに関しては分からない。メディカルスタッフと話す必要があるだろう。以前の負傷が再発したのでないことを願っている」と話したが、勝敗にケガが影響したという見方は否定している。

ジョコビッチの圧勝で幕を閉じた大会にテニスファンからは、王者の強さに驚く「今年もジョコビッチの年になりそう」「ラオニッチにこのスコアは異常」「今のラオニッチならチャンスあるんじゃと思ってたがダメか」「世界最高レベルのサーブを持つラオニッチが、ひとつもサービスゲームをキープできずにセット落としたのが信じられない」「マスターズ決勝でラオニッチ相手とは思えないスコア」などの声が寄せられている。

昨季のジョコビッチは、自ら「キャリアでもベスト」と呼ぶ成績を収めたが、四大大会で全仏オープンだけは獲り逃した。今年は全仏を制しての生涯グランドスラム、さらにリオ五輪の金メダルを加えゴールデン・スラムの期待もかかる。

Five alive! Novak Djokovic rolls through Milos Raonic to collect a record fifth Indian Wells title, 6-2, 6-0 󾟛It's a record-tying 27th ATP World Tour Masters 1000, as well #BNPPO16

BNP Paribas Openさんの投稿 2016年3月20日
《岩藤健》

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