日本サッカー協会は3月17日、2018FIFA ワールドカップロシア アジア2次予選の日本代表メンバーを発表。
中盤の選手たちについて、ハリルホジッチ選手は以下のようにコメントした。
●長谷部誠へのコメント
我々のキャプテン。彼ともたくさん話してきました。
●山口螢へのコメント
良いレベルになるのでは。ただ、まだ先発を勝ち取っているわけではない。彼にとっては難しい状況が続くと思うが、彼を励ましたりしてきた。状況はドラマティックかもしれないが、私は彼のボールを奪う、守備の役割を信頼している。攻撃面では向上する余地がある。ドイツで適応することは簡単なことではない。今後向上していくだろうし、A代表にもよいものをもたらすだろう。
●柏木陽介へのコメント
我々に足りなかった左利き。運動量も多い。我々の組み立てで、守備と中盤をつないでくれる。彼の動きは重要だ。パワーはないが、運動量は武器だ。守備面、攻撃面とチームによいものをもたらすだろう。いいパスも送ることができるし、プレーのスピードというところでも彼が必要になるだろう。このような選手がいるとフォワードは背後がとれる。中盤で左利きを抱えていると、フリーキックでも興味深いものもができる。フィジカルコンタクトではいい状況にはなっていないが。ミニ合宿でも、身体を強くしなさいという話をした。野心をもっている選手だし、先発を勝ち取ってほしい。
●原口元気へのコメント
ドイツでプレーしている選手だ。海外選手など、試合で火曜にしか日本に着けない(アフガニスタン戦は木曜日)、長い移動をする選手がいる。もしかしたらゲームプランを少し変更するかもしれない。
原口はもしかしたら真ん中でできるかな、と思っている。現地でやっている役割とは少し違うものを求める。ボールを奪い、前へ関わるところ。半分守備、半分攻撃のような役割だ。もっと得点もとって欲しい。
●香川真司へのコメント
ドイツのビッグクラブで、かなりの競争に入っている。彼とも沢山話してきた。先発を勝ち取るために戦っているが、なかなか奪えない。A代表でも奪えるかもまだわからない。ドルトムントではパフォーマンスが高くないと先発は奪えない。
●清武弘嗣へのコメント
怪我から復帰した。香川真司と同じ役割で、最後のラストパスを担ってほしい。直近の4試合では90分出場している。前回は我々とプレーしなかったが、戻って我々と一緒にやってほしい。彼のクオリティが必要だと期待している。
●MF
長谷部 誠 / Makoto Hasebe
(フランクフルト/GER)
香川 真司 / Shinji Kagawa
(ドルトムント/GER)
清武 弘嗣 / Hiroshi Kiyotake
(ハノーファー/GER)
山口 蛍 / Hotaru Yamaguchi
(ハノーファー/GER)
原口 元気 / Genki Harguchi
(ヘルタ・ベルリン/GER)
柏木 陽介 / Yosuke Kashiwagi
(浦和レッズ)
「我々が選ぶ選手はよりオフェンスに働きかけている選手だ。しっかり得点をとらなければいけない。」と、ハリルホジッチ監督は攻撃を重視していることをアピールした。
《大日方航》
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