3万7000人のランナーを支えるのは1万人を超えるボランティアたちだ。東京マラソンのボランティアは3階層に分かれている。一般から募集された約1万人の「ボランティアメンバー」、東京マラソンでのボランティア経験があり、リーダー研修兼選考を受講。その中から採用された人のみで構成され、ボランティアメンバーを束ねる役割を果たす約600人の「リーダー」、そのリーダーたちを支える、活動経験豊富な約60人の「リーダーサポート」だ。
さらに2016年度からは、増加する外国人ランナーに対応すべく、多言語ボランティアを700人募集している。
これらの組織化によりボランティア活動を円滑に行うことを可能としている。スタート地点でも、3万7000人のランナーが駆け抜けていったあとのゴミを丁寧に拾い集めていたのは、ボランティアたちだった。
スタート地点では最終ランナーを見送り、テキパキとお掃除中です!紙吹雪は掃除機で端によせ、ほうきではきます。 #東京マラソン #支える誇り pic.twitter.com/LDXQieXmEz
— 東京マラソン財団 (@tokyo42195_org) 2016年2月28日