スペイン国王杯(コパ・デル・レイ)準決勝セカンドレグ、バルセロナは敵地でバレンシアと1-1で引き分けた。ファーストレグを7-0で勝利しているバルセロナは、2戦合計スコア8-1で決勝進出を決めた。
試合後にバルセロナのルイス・エンリケ監督は、チームの決勝進出について「ファンの皆さんも慣れている」と会見で話した。
「時々ではなくいつも決勝へ進み、ファンの皆さんもそれに慣れている。過去数年に我々は、コパ・デル・レイ決勝を何回戦っているだろう。毎年決勝に進むのは大変なことだ」
ファンの間では、バルセロナが決勝へ進むのは習慣化していると話すエンリケ監督。連覇も期待されるが、当面は決勝のことを考えないという。
「決勝はシーズン最高の試合のひとつになる。だが5月までは決勝のことを考えない。今は決勝進出を喜ぶべきことだが、それも10分間だけのことだ。今はもうリーガの次の試合を考えなければならない」
昨季3冠制覇を達成したバルセロナ。今季も成し遂げれば前人未踏の2年連続になるが、果たして残り試合も今の状態を維持できるか。
《岩藤健》
page top