庶民の食材である普通のジャガイモの写真が、ヨーロッパの実業家によって驚きの価格で取引されたとネット上で話題になっている。
ポツンと置かれた、別段美味しそうにも思えないジャガイモの写真。この写真に100万ユーロ(およそ1億3,000万円)もの値がついたという。
●アイルランド人の芸術家が撮影
この作品を撮影したのはケヴィン・アボッシュという芸術家。主に肖像写真などの作品をシリコンバレーの実業家などに向けて作品を販売している。
ジャガイモ以外の作品としては、ジョニー・デップ氏やスティーブン・スピルバーグ監督、最年少17歳でノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさんなど著名人を撮影し作品としているという。
●1億3,000万円の写真についてネットでの声
このジャガイモの写真が公開され、1億3,000万円の値がついたことに対してネット上では驚きの声が上がっている。
・ジャガイモの写真撮れば1億3,000万で売れるってマジ?
・これが芸術…全然わからん。
・えっ?小惑星じゃないの?
・この写真に1億3000万とは興味深い。
このジャガイモの写真は「Potato #345」というタイトルがつけられており、これまでアボッシュさんの作品の中で最高の価格だという。
また、彼はこの作品について「私は収穫された後の生活に、人間とジャガイモの共通性が見える。人間の存在論的探求の代理として、ジャガイモを使った」とコメントしている。
私たちの身近で売られている数十円で買えるジャガイモが、彼が写真に撮るだけでこんな価値のあるものに変わるとは…。
原題:これが1億3,000万円の写真です。映っているのはジャガイモのみ。
《記事提供:FUNDO》
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