テニスのブリスベン国際は1月6日、男子シングルス2回戦が行われた。世界ランク8位の錦織圭は同65位のミハイル・ククシュキンと対戦し、6-3、6-4のストレート勝ち。今シーズン初戦で準々決勝に駒を進めた。
1回戦はシードのため、この試合が今季シングルス初戦の錦織。第1セットは立ち上がりから2ゲームを連取されるが、すぐに追いつくとその後は波に乗って押し切り格の違いを見せつけた。
最初からアグレッシブに攻めてきたククシュキンに対し、慎重になりすぎたか序盤は後手に回った錦織。試合後その点について、「彼に比べ僕のスタートは良くなかった。バックハンドが良かった彼に対し、ボールをバックに集めすぎた」と振り返った。
勝ち上がった錦織は準々決勝で世界ランク18位のバーナード・トミックと対戦する。昨年のブリスベン国際でも対戦し、そのときは錦織が6-0、6-4でストレート勝ちした。
この大会で優勝し、18日から始まる全豪オープンに弾みをつけられるか。
《岩藤健》
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