ウェアラブル製品を展開するMoffは、バンダイナムコエンターテインメントと共同で、今春配信開始予定の『PAC-MAN』の先行デモを米国ラスベガスで開催中の「CES（International Consumer Electronics Show）」で初公開する。
PAC-MANは、Moffが提供するゲーミファイド・フィットネス・プラットフォームを活用したアプリだ。2015年9月のバンダイナムコエンターテインメントによるMoffへの出資に続く、両社による協業事業の第一弾。最新のウェアラブル技術をフィットネスサービスに活用する事業者向け（BtoB）ソリューションサービスの具体例となる。
アプリには、スマートフォンやタブレットとBluetoothで接続する身につけるおもちゃ「Moff Band」を使用。ユーザー自身の腕の動きを利用して、上下左右にPAC-MANを動かして迷路の中を進んでいく。
正式なアプリローンチ時には、ユーザーがPAC-MANをゴーストから逃れさせたり、パワークッキーを取りに行かせたりするなど基本的なゲーム設計を維持しつつも、フィットネスの要素を追加したゲームとなる予定。
今後はPAC-MANの配信を皮切りに、フィットネス事業者を中心とした法人向けのソリューションサービス提供も検討していく。
CESは1月6日～1月9日にかけて開催する。
《美坂柚木》
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