ソニーは、12月18日から東京・銀座のソニービルにて、プラネタリウムとハイレゾ音楽を融合させたイベント「サウンドプラネタリウム~天空の鏡に響く、ハイレゾの歌~」を開催する。
イベントは12月18日から2016年2月14日まで行われる。今回はプラネタリウム・クリエーターの大平貴之氏と、歌手のmiwaさんのコラボとなった。
イベント開始に先立ち、報道陣向けに発表会が行われ、大平氏とmiwaさんによるトークショーも開催された。
miwaさん(以下敬称略):今回のプラネタリウムの演出は、ライブでもやりたいな、というくらいのものでした。
大平氏(以下敬称略):この取り組みあh、毎年グレードアップしています。音楽、光の反射など感動的な仕上がりになっていました。今回はウユニ塩湖の世界観を出したいなと思ったんですが、ソニーさんのアイデアなどで素晴らしいものになりました。
miwa:他のお仕事でやらさせていただいているナビゲーターの取り組みを生かして、このプラネタリウムのナビゲーターでは、落ち着いたトーンで話すように心がけました。星もプラネタリウムも大好きで、ウユニ塩湖も行ってみたいので、いろいろな夢が叶いました。
大平:演出では、床を反射させること、音と映像の調和など、一つの作品として調和することに注目しました。あとは広がり感ですね。天井を含めて、ハイレゾの音との広がりです。会場のスペースを感じさせないこともテーマでした。
miwa:3Dメガネのような、アトラクションみたいな感じもあります。
大平:1000万の星が写っていますからね。
miwa:私は普段小さい音でしか音を聞けなくて、レコーディングの音も小さいのですが、ハイレゾでは音の中にある小さな音も、クリアに聞こえるので気に入っています。これからレコーディングする曲はハイレゾにしていきたいなと思います。また、今回のプラネタリウムでは、マライア・キャリーさんとマイケル・ジャクソンさんの歌と私の歌が並んで聞けるのはすごく光栄です。
ナレーションでもありましたが、目には見えないものでも感じることや、ハイレゾでは聞こえるという、気持ちや思いに目を向けていただけたらと思います。
大平:僕はもともとソニーに勤めていまして、僕とソニーとmiwaさんとで、空間を作れて本当に嬉しいですね。
miwa:クリスマスもバレンタインも含まれる期間ですので、大切な人と来て欲しいと思います。ハイレゾの音楽も、非日常で楽しんでいただければと思います。
大平:プラネタリウムは自然の宇宙を再現するものでしたが、映像にしても音楽にしても、一般のプラネタリウムではやらないような演出をしています。それが新鮮で、自然の星空の綺麗さだけでなく、人間の営みの尊さも感じられればと思っています。
《編集部》
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