イングランド・プレミアリーグのスウォンジーは12月9日、ギャリー・モンク監督の解任を発表した。昨季は8位でシーズンを終えるなど健闘したモンク氏だが、今季は開幕から不振が続き15位と低迷していた。
すでに複数の名前が挙がっているモンク氏の後任人事だが、プレミアのライバルチームを率いる監督からは、そもそも解任すべきではなかったとの意見が出ている。
レスターを率いるクラウディオ・ラニエリ監督は、「とても悲しいね。モンク率いるスウォンジーは、とてもいいプレーをしていたからね」と会見で記者の質問に答えた。
また、アーセナルのアーセン・ベンゲル監督は「なぜ監督が職を失うか?おそらく現代社会はさらに忍耐がなくなっているんだ」と話し、スウォンジーの決定は性急すぎるとした。
「昨季はよかったのだし、若く将来を約束された監督だ。スウォンジーはここまで成長してきたし、安定性を示してきた」
マンチェスター・シティのマヌエル・ペジェグリーニ監督も、「素晴らしい昨季を過ごしたギャリー・モンクが2、3連敗しただけなのに、解任されるなんておかしな話だ」と異議を唱えた。
《岩藤健》
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