勝って仕切り直しといきたいところだったが、第2クォーター中盤に2TDを決めたあと、イーグルスのクォーターバック(QB)サム・ブラッドフォードに、タイトエンド(TE)ザック・アーツへのTDパスを通されてしまう。さらにパントブロックから、こぼれ球をTDにつなげられた。
前半を14-14で折り返した両チーム。第3クォーターはペイトリオッツが敵陣深くまで攻め込んだが、QBトム・ブレイディのパスをインターセプトされ、そのままイーグルスのマルコム・ジェンキンスに99ヤード独走されてしまう。波に乗るイーグルスはダレン・スプロールズにも、83ヤードパントリターンTDが飛び出しペイトリオッツを突き放した。
イーグルスは第4クォーター立ち上がりにもダメ押しのTDを決める。ペイトリオッツも最終クォーターに2TD返したが一歩及ばなかった。ここにきて負傷者が増え始めたペイトリオッツは、第12週のゲームでTEロブ・グロンコウスキーも負傷。幸いにして軽傷ではあったが、チームの核を欠いた中での戦いを強いられている。
第12週の結果によりNFL唯一の全勝チームになったカロライナ・パンサーズは、敵地でニューオリンズ・セインツと対戦した。勝てば早くも3年連続となるNFC南地区制覇が決まる試合。だが第1クォーター、セインツにふたつのTDを許し、いきなり0-14と大きくリードされる。
それでも地力で勝るパンサーズは落ち着いていた。第2クォーターに13点を返し、前半のうちに13-16と追い上げる。そして第3クォーターではQBキャム・ニュートンが2本のTDパスを通し、パンザーズが逆転に成功した。
その後は両チームともTDを取り合う激しい展開になったが、41-38で逃げ切ったパンサーズが地区3連覇を果たした。