広島東洋カープがポスティングシステム(入札制度)による前田健太のメジャーリーグ移籍を容認したことを受け、AZCentralは、アリゾナ・ダイアモンドバックスが同投手の獲得に向け、入札に参加する可能性が高いと報じた。
AZCentralによれば、今オフにカンザスシティ・ロイヤルズからFAとなった大物右腕ジョニー・クエトの獲得に失敗したダイアモンドバックスは、ターゲットを昨年から注目していた前田に変更する可能性があるという。
ダイアモンドバックスが前田に関心を持っていることは明らかで、同球団GMのデイブ・スチュワートは、先日、広島が入札制度による前田の移籍手続きを申請するのを待っていると語った。
前田の譲渡金は、上限の2000万ドル(約24億6000万円)に設定される可能性が高く、応札するMLB全球団が当該選手と契約交渉を行なうことができる。
前田は今シーズン15勝8敗、防御率2.09、175三振を記録し、2度目の沢村賞を受賞。日本プロ野球での通算成績は、97勝67敗、防御率2.39としている。
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