日本ハムの田中賢介内野手が12月3日、札幌市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸1億5000万円プラス出来高払いでサインした。来シーズンが2年契約の最終年になる。
3シーズンぶりの日本球界復帰を果たした今年、田中は134試合に出場し打率.284、4本塁打、66打点でベストナイン(二塁手)も受賞した。来シーズンの目標について「タクと一緒にゴールデングラブ、ベストナインを受賞したい」と話し、後輩の中島卓也と鉄壁の二遊間を作り上げたいと意気込んだ。
日本復帰1年目で苦労も多かったと言う田中だが、「田中がいなかったら2位になれなかったかも、と思わせてくれる存在感だった」「田中がいるとチームが引き締まる」「賢介がいなければAクラスも怪しかった」とファンからの信頼は篤い。
シーズン中に肩を痛め、走る際はユニフォームをつかんで固定する姿も見せた田中。まずは身体を万全な状態にし、2016年の戦いに備えたい。
《岩藤健》
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