ダウンヒルシリーズ、#7吉無田…井手川直樹選手が優勝! | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

ダウンヒルシリーズ、#7吉無田…井手川直樹選手が優勝!

スポーツ まとめ
ダウンヒルシリーズ、#7吉無田…井手川直樹選手が優勝!
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DOWNHILLSERIESは2015年で2年目、九州で開催した。プロ・アマチュア問わず多くのライダーが、45秒から60秒ほどでゴールという短いコースに困惑するなかベテランの走りが際立ったレースとなった。


■1日目タイムドセッション

昨年のコースに入れ替わり今年は、スタート直後から大きなバンク角のあるコーナーが3つ続く。芝生が刈られており、路面には小さな芝生の根が残っている。さらに一見泥のように見えるも固い独特な土壌。ところどころにある岩。その3つが合わさり接地感がつかめないライダーが多く見受けられた。

地元熊本出身浦上太郎選手は地元凱旋レース、吉無田のパンプトラックに通うキッズ、地元ライダーのファンの期待を背負いスタート。2コーナーの路面の岩にスリップダウンしてタイムロス。しかし、どのライダーよりも派手なジャンプでギャラリーを盛り上げ魅せる走りを披露した。

■2日目決勝

エリート男子クラス首位はプロクラスに参戦できるシステムのダウンヒルシリーズ。プロクラスに進出したのは田丸裕選手。3コーナー出口の路面に隠れてる岩に多くのライダーが苦しむなか、難なくこなし、テーブルトップ(ジャンプ台)では空中姿勢を整えるためにペダリングする技術でタイムを削り、プロクラス顔負けの45秒060を叩き出す。

しかし、地元凱旋レースの浦上太郎選手も派手なジャンプ。44秒850と暫定1位。このまま浦上選手が優勝かと思われたが、試走時より入念なライン取りを研究していた井手川直樹選手が黙っていなかった。

テーブルトップ(ジャンプ台)直前のS字のコーナーで斬れ味するどいライン取りを披露、テーブルトップ(ジャンプ台)でも高いジャンプをせずに低く飛び、すぐさま漕ぎ出せる姿勢でジャンプをしてトップタイム44秒770を叩き出し見事優勝果たした。

1位 井手川直樹 AKIfactory/STRIDER  44.770
2位 浦上太郎  TransitionAirLinnes/Cleat 44.850
3位 田丸裕   SRAMLITEC rising 45.060


レース後のコメント

井手川直樹選手
レコードラインというのはライダーの間であるんだけど、スムーズにミスのないように行けたことがやはり勝因。ミスのないように走ることが勝つことには大事。44秒で10万円!ってほんとに嬉しい!九州だろうが場所は関係なくて、ここの吉無田はキッズ達がほんとにうまい。パンプトラックとかこんなコースで鍛えられてここで育ったキッズ達の将来が楽しみ。我々プロは、そんなキッズ達が憧れる存在でありたい。ほんとに今日は勝てて嬉しかった。

井本はじめ選手
3コーナーに入るまでは、けっこう乗れて、出口でペダル回そうとしたら、気合が空回りすぎちゃった。いやぁ悔しい。

浦上太郎選手
ほんとに今日は勝てると思ってた、まさかの2位、ほんとに悔しい。敗けるということは何かが足りなかったということなんだと思います。

田丸裕選手
実は岩にひっかかりそうになって、少しミスしてしまった。3位に登れたが、あそこがミスなく行けてまだ速く走りたかった。

DOWNHILLSERIESは次戦は兵庫県菖蒲谷へ場所を移す。オフシーズンでありながらも出場機会を求める多くのライダーに参加してもらい、寒さに負けない熱いレースが次戦も繰り広げられる。
《上水流晋》

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