上原にライバル出現、レッドソックスがキンブレルを獲得 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

上原にライバル出現、レッドソックスがキンブレルを獲得

スポーツ 選手
クレイグ・キンブレル(2015年4月7日)
  • クレイグ・キンブレル(2015年4月7日)
  • クレイグ・キンブレル(2015年4月7日)
上原浩治投手、田澤純一投手の所属するボストン・レッドソックスが、サンディエゴ・パドレスからクレイグ・キンブレル投手を獲得した。メジャー屈指のクローザーを獲得するため、レッドソックスは若手選手4名をトレードに出した。

来シーズンの上原に強力なライバルが出現した。キンブレルは27歳にしてすでに最多セーブ王のタイトルを4度獲得、オールスターにも4回選出された現役最高のクローザーのひとり。6月には史上最速となる318試合目での200セーブも達成している。

アトランタ・ブレーブスからパドレスに移籍した今シーズンは防御率2.58、4勝2敗、39セーブとキンブレルにしては物足りない数字に終わった。だが実力やポテンシャルに疑念の余地はなく、来シーズンのクローザー最有力候補と見られる。

キンブレルの移籍発表にファンからは、「この動きに大きなショックを受けている。3シーズンで3チームを渡り歩くなんて。だいたいレッドソックスにはクローザーがいるじゃないか」「クローザーが投げるためには、試合終盤にリードしてなければならない。彼はレッドソックスで恨めしそうにマウンドを見ることになるだろう」「ヤンキースのベタンセス、ミラーに上原、キンブレルで対抗だ!」「ア・リーグは、ナ・リーグの投手に現実を見せる場所だ」「ヤンキースのファンは、キンブレルの投球を楽しんでください。ナ・リーグ東地区のファンより」など愛憎相半ばする感想が寄せられている。

オフの大型補強も実らず地区最下位に沈んだ今シーズンのレッドソックス。巻き返しを図るため、今オフも大型補強を繰り返すのか。
《岩藤健》

編集部おすすめの記事

page top