リーガ・エスパニョーラのレアル・ソシエダは11月9日、デイヴィッド・モイーズ監督の解任と、エウセビオ・サクリスタン新監督の就任を発表した。
モイーズ監督はプレミアリーグで下位に沈んでいたエバートンを建て直し、中位に押し上げた手腕を買われ、2013-2014シーズンから名門マンチェスター・ユナイテッドの監督に就任した。だがユナイテッドでは成績不振により1年で解任された。
ソシエダの監督には昨シーズン途中の11月に就任。低迷するチームを建て直し、最終的には12位でシーズンを終えた。しかし、今シーズンは開幕から2勝3分け6敗と苦戦が続き、6日のラス・パルマス戦に0-2で敗れたあとクラブは解任を決定した。
後任のサクリスタン新監督は90年代、ヨハン・クライフ率いるバルセロナでプレー。監督としてはバルセロナBを指揮したことがある。
モイーズ監督の解任にサッカーファンは、「エバートンでの実績は間違いなく名将なんだけどな。次のクラブで頑張ってほしい」「フィジカルとロングボール主体のサッカーだからな。イングランドの中堅クラブが最適だよ」「エバートンを出たことが失敗だった」などの声を寄せる。
《岩藤健》
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