英国の一部メディアが「チェルシーの選手とジョゼ・モウリーニョ監督の仲は冷め切っている。ある選手は『モウリーニョのためなら勝つより、負けたほうがいい』と発言した」と報道した件について、相変わらずメディアは高い関心を寄せている。
一連の騒動について聞かれたチェルシーのDFセサル・アスピリクエタは、「選手たちはモウリーニョ監督を支持している」と答えた。
「監督のために負けようとする選手なんて絶対にいない。試合を見れば誰だって完全に間違った話だと分かるだろう。僕らはサッカーを知っている。結果が出ないときにはクラブを乱すため、そういう話が作られてしまうものだ。でも、僕らの練習や試合を客観的に見れば100%ウソだと分かるはずだ」
11月4日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ・グループG、ディナモ・キエフ戦でチェルシーは2-1の勝利を収めた。MFのラミレスは試合後に「今夜は全員がピッチ上で必死に頑張っていた。選手全員が戦術的にも技術的にもピッチ上ですごくいいものを見せた」とコメント、誰ひとり負けるためにプレーする選手などいないとした。
《岩藤健》
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