イングランド・プレミアリーグで現在15位と低迷するチェルシー。昨季王者の不振には様々な意見が寄せられている。主将ジョン・テリーの低調なパフォーマンスには、特に多くの批判が集まっている。
こうした声に対しテリーは、「低レベルなプレーしかしてこなかった人間の言うことは聞きたくない」と会見で話し、記者たちを笑わせた。
「個人的に特定の人たちから批判されているが仕方ない。ガリー・ネヴィルのような、これまで素晴らしいキャリアを築いた人たちの意見は聞き入れて改善していきたい。ネガティブなことは気にせずにね。しかし、他のコメンテーターの意見は聞かないだろう」
自分のプレーに問題があること、批判にも妥当な部分があることは認めたテリー。だが「これまで低いレベルでサッカーを続けてきた人たち、ロビー・サベージとかの言うことは聞かない」と元ウェールズ代表のコメンテーターに公の場で反撃。
会場からは笑いも起きたが、サベージ氏の心中は穏やかでないだろう。
《岩藤健》
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