東京都自転車競技連盟普及員会が開催している定期イベント「TCFケルメスTOKYO in 西武園ゆうえんち」が11月1日に開催された。
3シーズン目に入ったケルメスTOKYOは、東京・埼玉を中心に参加者も増え続けている。会場に設定されたショートコースを周回しながら競技志向に振ったスクーリングを受け、イベントの最後にはタイムトライアルと模擬レースを行う形式も開催当初から変わっていない。
その形式を維持する事によって初めての参加者はイベントに入りやすく、リピーターは同じ練習や模擬レースにより自分の成長を確認し、課題を見つけられることが固定参加者が増えている要因だろう。
今回も秋の行楽シーズン中ではあったが20名の参加があった。そのうち6名は初参加者で、基礎から走行練習、模擬レースまでこなし次回の参加にも意欲を見せていた。すでに数回の参加した小中学生も前回までの指導を自分なりに踏まえ、スクール、模擬レースでは前回以上の結果を出す子が大半である。
この基礎から応用までをカバーするスクールはレース経験のある子どもだけではなく、これから自転車に慣れていったり、レースやロングライド参加を目指す子どもたちのスキルを底上げして安全につながる。
今年度のスケジュールは、11月15日に行う東京夢の島マリーナ会場での「子どものための自転車学校」が最後になる。
《高橋智宏》
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