弱虫ペダル作者、渡辺航トークショー…「盛り上がることなら何でも協力したい」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

弱虫ペダル作者、渡辺航トークショー…「盛り上がることなら何でも協力したい」

イベント 文化
弱虫ペダル作者、渡辺航(2015年10月17日)
  • 弱虫ペダル作者、渡辺航(2015年10月17日)
  • 弱虫ペダル作者、渡辺航トークショー(2015年10月17日)
  • 弱虫ペダル作者、渡辺航トークショー(2015年10月17日)
  • 弱虫ペダル作者、渡辺航(左)と別府史之(2015年10月17日)
  • 弱虫ペダル作者、渡辺航(2015年10月17日)
  • 別府史之がジャパンカップクリテリウムで優勝(2015年10月17日)
  • 別府史之がジャパンカップクリテリウムで優勝(2015年10月17日)
自転車ロードレース漫画『弱虫ペダル』の作者、渡辺航さんのトークショーが10月17日に栃木県宇都宮市でジャパンカップクリテリウム後に開催された。

渡辺さんは「1周ごとに展開が変わってくる。ずっと興奮しっぱなし」と開口一番に語った。聞き手役を務める自転車ロードレース解説でおなじみの栗村修さんは、「自転車がここまで盛り上がって人気が高まったのは渡辺先生の漫画のおかげ。宇都宮市をあげて渡辺先生にお礼をしないといけない」と笑う。

ジャパンカップクリテリウムでは別府史之選手(トレックファクトリーレーシング)が優勝。レース前に別府選手と話した渡辺さん。「調子はどうですか?って聞いたら『バッチリです!』と言ってたので、有言実行をしてくれた」と別府選手の勝利に興奮が収まらない。

栗村さんのテレビ解説に対して渡辺さんは、「サングラスかけてるのに、顔も見えないのに、選手名が分かるなんてすばらしい」と絶賛する。栗村さんは「間違えても言い切っちゃう(笑)」と苦笑い。

栗村さんは「別府選手は(自転車ロードレース漫画の)『シャカリキ!』世代、しかし今『弱虫ペダル』を読んで自転車にあこがれて競技を始めた選手がいつかはツール・ド・フランスを走ることもあるかもしれない」と話す。また、渡辺さんが宇都宮ブリッツェンの個人スポンサーをしていることも言及。

渡辺さんは「(自転車ロードレースが)盛り上がることなら何でも協力したい」と語る。「弱虫ペダルを読んでロードレースや自転車にはまり、実際に足を運んでもらうファンが多いのはうれしい。読んで、現場へきて、カンチェラーラのスゴさを知らないならば周りの人に聞いたり、勉強して、ロードレースにハマる人が増えるだけでもうれしい」と漫画の域を超えた自転車ロードレースの人気の高まりに喜びを見せる。

自身の作品については「なぜサングラスかけてないの?なんて聞かないでほしい(笑)。そこは漫画なので…」とタジタジになる。毎週面白い漫画をかいて、読者に楽しんでもらえるようにしたいと締めくくった。
《上水流晋》

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