武井壮がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの就活応援番組『シューカツの王』は、11月6日放送回のゲストにラグビー日本代表の田中史朗を迎える。
同番組は、百獣の王こと武井壮がシューカツの王として立ち上がり、"就活"という既成概念をぶちやぶる"シューカツ"を提案していく。6日放送回にラグビーワールドカップ（W杯）でスクラムハーフとして縦横無尽のパスでチームを操った田中を招待。世界の巨漢に立ち向かうラガーマンのファイティング・スピリットに迫る。
相手の盲点を突く判断と負けん気の強さが持ち味の田中は、2013年に世界最高峰リーグ「スーパーラグビー」に日本人として初めて参戦。今季は、所属先のハイランダーズの初優勝に貢献し、4シーズン目となる来季の加入も決定している。
番組パーソナリティの武井は、身長166センチ、体重75キロという小柄な田中がスタジオに現れると「ちっちゃい！このカラダで世界のトップを張ってるなんて！スゴイ！」と驚きの声をあげた。
田中にW杯の感想をたずねると、「勝って日本が盛り上がったのは嬉しいが、トップ8にいけなかったのは悔しい」と冷静に振り返った。今回の日本代表チームはW杯前は自信がもてないチームだったと語り、「W杯の一試合前から、自信がついてきて、エディー・ジョーンズ監督がいなくても自分たちで話し合いができるようになった」と明かした。
ジョーンズ氏については、「熱い人。日本人は意見を言わないので、グイグイ文句を言う（笑）。練習も、単純に走るのと、試合で使うような走り方と、両方やっていたのでしんどかったが、力になった」と語った。
武井が今回の日本代表チームは過去最強なのか尋ねると、「"強さ"という意味ではわからないが、"コミュニケーション"という意味では、これまでの日本代表の中で一番」と答えた。「タックルに行く時でも、"俺が下に行く"とか"上に行く"とか、よく話し合ってお互いの特徴を知ることが大事」と語り、フィジカルやスピードに強い選手が日本代表になれない理由を「コミュニケーションの能力が低い」と話した。
番組では、自分を奮い立たせるために、田中選手がいつも聴いているという曲もオンエアされる。スーパーラグビープレイヤーとして培ってきた経験や、社会で戦う若者たちへのメッセージなども語られる。放送日時は11月6日19:00～19:24。
《美坂柚木》
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