新城幸也、前輪がパンクしていた…ジャパンカップ3位表彰台も悔しさがにじむ | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

新城幸也、前輪がパンクしていた…ジャパンカップ3位表彰台も悔しさがにじむ

スポーツ 選手
ジャパンカップサイクルロードレースで新城幸也は3位(2015年10月18日)
  • ジャパンカップサイクルロードレースで新城幸也は3位(2015年10月18日)
  • ジャパンカップサイクルロードレースの新城幸也(左/2015年10月18日)
  • ジャパンカップサイクルロードレースで新城幸也は3位(2015年10月18日)
  • ジャパンカップサイクルロードレースで新城幸也は3位(2015年10月18日)
  • ジャパンカップサイクルロードレースで3位の新城幸也はアジア最優秀選手賞を獲得(2015年10月18日)
  • ジャパンカップサイクルロードレースで新城幸也は3位(2015年10月18日)
  • ジャパンカップサイクルロードレースで新城幸也は3位(2015年10月18日)
栃木県宇都宮市森林公園で10月18日、2015ジャパンカップサイクルロードレースが開催された。日本ナショナルチームから参加した新城幸也が3位に入り、同大会で自身初の表彰台となった。

「最後の1周、ファンの声援は届きましたか?」と司会者が新城に聞いた。新城は表彰台の周りに駆けつけたファンに感謝の言葉を送った。

「最後1周どころじゃないですね。ラスト3周、2周、どんどん応援が大きくなって、走ってるぼくもどんどん力が湧いてきました。一日中、ほんとに沢山名前を呼んでもらって、力になりました。ありがとうございました!」

来年に向けては、「今日勝ちを逃したので、まだまだ宿題が残りました。なので、また来年戻ってきて勝てるように頑張りたいと思います」と続けた。

優勝争いは4人によるゴールスプリント勝負に持ち込まれた。レース後の記者会見で新城は終盤のチームの動きについて語った。

「(日本ナショナルチームの)ぼくらはアンダー23の選手たちと一緒に走ったので、(レースの)コントロールに加わることなく、自分たちの脚をできるだけためて後半のペースアップに備えました。最後3周でペースが上がったときもしっかり面手選手が前に連れていってくれて。そこから常に前で、ぼくらは引くメンバーではないので後手を踏まないように前でできるだけ動いて、うまく展開にハマった感じで。調子も良かったですし」

そして笑いながら、パンクしていた事実を明かした。

「最後、さっきみたら前輪がパンクしてた。なんか重いなと思ったら、脚が重いわけじゃなくて自転車が重かったんですね(笑)」

パンクは空気がゆっくり抜けていくスローパンク、完全に走れなくなったわけではないためゴールまでたどり着けた。「もしパンクしていなかったら…」と思わずにはいられない。記者会見時の新城の表情には悔しさがにじんでいた。

なお、新城はアジア最優秀選手賞を獲得している。
《五味渕秀行》

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