フランスの自転車プロチーム、ヨーロッパカーに所属する新城幸也が来シーズンからイタリア国籍UCIワールドツアーチームのランプレ・メリダに移籍することが10月15日に発表された。
新城は2009年にブイグテレコムに加入。2012年にメインスポンサーの変更で現在のヨーロッパカーとなった。ツール・ド・フランスに5回、ジロ・デ・イタリアに2回、ブエルタ・ア・エスパーニャに1回参戦、クラシックレースのアムステルゴールドレースで10位（2014年）に入るなど、日本人ライダーの歴史を次々と塗り替えている。
●ランプレ・メリダ プレスリリースより
2016年ランプレ・メリダに新しい光が輝きます。新城幸也が移籍して来てくれるお陰で。チームマネージャーのブレント・コープランドと契約を締結した後に、ブルー・フクシャ・グリーンのチームの歴史で初めての日本人になります。
●ランプレ・メリダ ゼネラルマネージャー ブレント・コーポランド氏のコメント
ランプレ・メリダはアジアンサイクリングのアイコンとして契約しました。日本ではサイクリングはとても人気が高く、彼は日本サイクリングの歴史で、もっとも重要なアスリートのひとりです。ブレントコープランドは説明しました。新城はアジアンサイクリングのレベルを引き上げます。重要な結果や豊富な経験も得ています。それが彼がヨーロッパで高く評価され、日本で愛されている理由です。
また、メリダのおがげで私たちは新城が2016シーズンにランプレ・メリダでレースをする契約を締結することに成功しました。彼の経験とスキルによってリッチモンドでの世界選手権では17位という成績も得ています。
彼はブルー・フクシャ・グリーングループにとって秀逸な新加入選手になると確信しています。チームは常に日本ファンに温かいサポートを受けており日本のレースに参加し9度の勝利など良い伝統もあります。私たちは2016シーズンに初めての日本人サイクリストを迎えることができ幸せです。
●新城幸也のコメント
私は伝統あるチームの一員として、素晴らしいライダーたちとチームメイトなります。それは私にとって大きな喜びです。アジアや日本のライダーにも大きなチャンスと可能性があることを実証します。
この歴史あるチームで多くのことを学び、それを伝えていきます。これまで私を支えてくださったチームやスポンサーに感謝します。これは自分にとって大きなステップアップです。そして未来は希望に満ちています！ランプレ・メリダとともに。
《編集部》
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