男子テニスの楽天ジャパン・オープンは10月10日、シングルス準決勝が行われた。第1シードで世界ランク4位のスタン・ワウリンカは、ジレ・ミュラーと対戦し6-4、7-6で勝利。決勝戦に駒を進めた。
今大会のワウリンカは、2回戦で伊藤竜馬に粘られ第2セットを落とした以外は、すべてストレートで勝ち上がってきた。対するミュラーも1回戦で第5シードのケビン・アンダーソンにストレート勝ちし、準々決勝では第3シードのジル・シモンを破るなど好調。ともに大会を盛り上げたふたりの対決だった。
攻撃的なプレーを心掛けたというワウリンカは、第1セットの立ち上がりから攻勢に出て、常に優位に試合を進めていった。第2セットはタイブレークにもつれたが、最後まで慌てることなく勝ち上がりを決めた。
ジャパン・オープン初制覇に王手をかけたワウリンカに対し、「優勝はワウリンカでほぼ決まりだろうな」「ワウリンカはどうなんかな。あのペールのペースは。みたいな決勝…」「こうなるとワウリンカ優勝するパターンか」「ペールは掴み所のない選手だからな。予想通りワウリンカがさくっと倒しちゃうのかどうか」などの声が寄せられている。
《岩藤健》
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