広島は10月2日にマツダスタジアムで中日と対戦した。先発の前田健太投手が7回をソロ本塁打の1失点のみに抑え、打っても7年ぶりとなるプロ2号の2ラン本塁打で2-1と勝利した。
逆転CSに向け1敗もできない広島。重要な試合でエースが投打に大活躍した。三回にヒットで出塁した安部友裕を二塁に置き、高目に浮いた変化球をフルスイングすると前田の打球は、マツダスタジアムのレフトスタンドに飛び込む先制2ラン。
マウンド上でも中日打線を封じ込め、七回にアンダーソン・エルナンデスの11号ソロで1点は失ったものの、見事ハーラー単独トップとなる15勝目をマークした。
ヒーローインタビューで前田は「チェンジアップを狙っていた。絶対に決め球がくると思った」と話した。
野手顔負けの読みと勝負強さに「ひとりでも野球ってできるんだなって試合」「1失点に抑えて決勝2ラン打って勝利…」「広島打線もっと頑張れ」「マエケン9人で試合できたらええのに」「マエケンのエースっぷりがすごい」など、前田の奮闘ぶりを称える声がファンからも多く寄せられている。
同日の試合で3位の阪神がヤクルトに敗れたため、4位広島とのゲーム差は0.5になった。
《岩藤健》
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