9月29日に行われたタンパベイ・レイズ対マイアミ・マーリンズの試合は、レイズが4-2で勝利した。マーリンズのイチロー外野手は8番・右翼で先発出場したが4打数無安打で、打率も.233まで落ちている。
4試合ぶりに先発復帰したイチローだが、第1打席でショートゴロに倒れると、以降も快音は鳴らず11打席連続ノーヒットに終わった。9月のイチローは打率.150を切る低空飛行が続く。
一時期は盛り返したかにも見えたイチローの大失速に、「薄々感づいてはいたが、こうなるとただの不調ではないな」「相手がムーアだしと言いたいところだが、縦の変化についていけなくなっている」「元から細身なので分かりづらいけど、上半身の筋力が衰えてバット振れなくなってない?」「最後に打点を挙げたのが1カ月待ってのは、さすがにメジャーの選手としてキツくないか」など、年齢からくる衰えが隠しきれなくなったのではと指摘する声が多い。
メジャー通算3000安打まで残り66本に迫ったイチロー。このペースで来シーズン中の達成は間に合うか。
《岩藤健》
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