東京2020エンブレム委員会は、29日、1回目のエンブレム委員会を開催した。その後、宮田亮平委員長(東京藝術大学学長)が報道陣のまえで会合の状況を報告した。
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(宮田委員長)
エンブレム案の応募にあたり、受賞歴は問いません。できるだけ幅広く、複数のコラボレーションも考えたいと思います。つまり、お子さんと保護者、あるいはグループ、学生同士、国籍。日本人であるということも大事であるという発言もありましたし、日本に住んでいる外国の方、そういう方でもよろしいのではないか、そういうことも話題になりました。
ある程度のフォーマットを作りまして、応募しやすい考え方を発表したいと考えました。
初回から活発な意見交換が行われましたけれども、昨日も申し上げたとおり、来年度春にはエンブレムを発表することになるということで、スケジュールは極めてタイトなものです。そのために10月中旬までには応募要項を決定しまして、募集を開始したいと考えています。
なるべく募集の期間、みなさまに考えていただく期間を長くしたいと考えておりますが、締め切りについては今回の議論では決めておりません。
議論を早急に深めるために、10月6日、午後3時から2回目を開催したいと考えております。
本日はみなさまにも論点メモをお配りさせていただいております。メディアのみなさまも大いに議論をし、意見をいただき、それをもとに良いものを作っていきたいと思います。
理事やアスリート委員、専門委員の方にも意見を頂戴したいと考えております。
《編集部》
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