片山晋呉の“流儀” 「ちゃんとしているとか、あいさつができるとか」(前編) | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

片山晋呉の“流儀” 「ちゃんとしているとか、あいさつができるとか」(前編)

スポーツ 選手
片山晋呉(片山晋呉インビテーショナル ネスレ日本マッチプレー選手権 レクサク杯 恵庭カントリー倶楽部 9月11~13日)
  • 片山晋呉(片山晋呉インビテーショナル ネスレ日本マッチプレー選手権 レクサク杯 恵庭カントリー倶楽部 9月11~13日)
  • 武藤俊憲(片山晋呉インビテーショナル ネスレ日本マッチプレー選手権 レクサク杯 恵庭カントリー倶楽部 9月11~13日)
  • 石川遼(片山晋呉インビテーショナル ネスレ日本マッチプレー選手権 レクサク杯 恵庭カントリー倶楽部 9月11~13日)
  • 片山晋呉インビテーショナル ネスレ日本マッチプレー選手権 レクサク杯 恵庭カントリー倶楽部 9月11~13日
  • 片山晋呉インビテーショナル ネスレ日本マッチプレー選手権 レクサク杯 恵庭カントリー倶楽部 9月11~13日
  • 石川遼(片山晋呉インビテーショナル ネスレ日本マッチプレー選手権 レクサク杯 恵庭カントリー倶楽部 9月11~13日)
  • 武藤俊憲(片山晋呉インビテーショナル ネスレ日本マッチプレー選手権 レクサク杯 恵庭カントリー倶楽部 9月11~13日)
  • 武藤俊憲(片山晋呉インビテーショナル ネスレ日本マッチプレー選手権 レクサク杯 恵庭カントリー倶楽部 9月11~13日)
北海道・恵庭で9月に行われた、「片山晋呉インビテーショナルネスレ日本マッチプレー選手権レクサス杯」で、大会ホストプロの片山晋呉は、プロゴルフ界への想いや若手プロとのつながりについて、大会直前に持論を展開した。

恵庭カントリー倶楽部で開催された同大会は、賞金総額1億820万円、優勝賞金7000万円という規模のトーナメント方式による18ホールマッチプレー。片山のほか、石川遼、今平周吾、堀川未来夢、山下和宏など、32人のプロたちが1対1で対戦。決勝はホストプロの片山と武藤俊憲の対戦となり、武藤が3&1で優勝した。

片山は大会前、優勝賞金の大きさについて「海外メジャーにスポット参戦すると、すごくお金がかかる。たとえばマスターズなら1回、遠征に向かうだけで500万円はかかる。みんなで行って家借りて、シェフ雇ってってやると。マスターズで4位に入ったときも、海外選手ということで税金で30%は取られる。金がかかるとわかると『じゃあトーナメントはやめておこう』ってなっちゃう。それをやめるため、もっと自分の好きなように、海外で思いっきりやるなら、金が必要だからね」と語った。

また、若手招待選手について片山は「あいさつ」といったコミュニケーションの基本についても持論を展開。「ツアーでもっと勝っている人もいるけど、ちゃんとしているとか、あいさつができるとか、そういうのを考慮して選んでいます。堀川未来夢のことも今年に入るまでは知らなかったしね。ツアーで若い子がいっぱいいるなかでも、あいつはあいさつができるし、そういう人間は入れてあげたいなと。実力とかじゃなくても、選手のなかに入れてます」という。一回戦で石川と対戦し勝利した、23歳の堀川はこう振り返った。

「緊張はありましたが、マッチプレーは気持ちで負けちゃダメだと。2番ホールで(石川に)先行されて、1ホールでも多く戦えるように心がけました。ここに出場している選手のみなさんが大先輩なので緊張しますが、石川君は余計。ギャラリーも多かったと思いますし、特別緊張しましたね。(勝因は)気持ちで負けなかったことですかね。実力はもちろん格上ですし、とにかく攻めようと。狭いホールがありましたけど、ショートホール以外は全部ドライバーで攻めました。18番で先に石川君が右の林に入れて、僕は刻んでもよかったんですが、それだと気持ちで負ける気がして、ティーショットはドライバーで、セカンドショットもピンを攻めました。それが勝ちにつながったと思います」(堀川)
《大野雅人》
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