第2戦の先発メンバーには、南アフリカ戦では出場がなかった福岡堅樹が名を連ねた。
ジョーンズHCは「スコットランド戦はW杯の中で最も重要なゲーム」と、次戦の意義を語った。
「本当に数日間しか準備期間がありません。けれど日本は慣れているので、試合に対しては準備万端で臨みたい。（メンバーは）数名入れ替えた。堅樹は2年前、スコットランド相手に2トライを挙げた。まだ大学生で実際に勉強をしているが、非常にスピードがありスコットランドを困らせることができるかもしれない。右ウィングに出たとしたら、１対1で外で抜けるかもしれない」
以前から世界レベルの快足と期待する福岡を、スコットランド戦への切り札として温存していたジョーンズHC。W杯での出番を前に福岡は「南アフリカ戦の前から、対スコットランドの準備はしてきた」と意気込む。
「南アフリカのメンバーが発表された時点で自分が外れて、次を考えなければいけないと、その時点でスコットランドに対する準備をしようと決めていた。スコットランドの試合の映像なども見たりしながら、イメージはずっと持っていた。2年前に対戦したとき、自分が2トライを取っていい形で終われた。そのイメージを持って、自分自身の持ち味であるスピードを活かしたプレーでトライを取りきるプレーができれば一番いい」
