全米オープンテニス女子シングルスは9月12日に決勝を行い、第26シードのフラビア・ペンネッタがロベルタ・ビンチを7-6、6-2で下した。ペンネッタはグランドスラム初制覇を達成した試合後、現役引退を表明した。
今大会はセリーナ・ウィリアムズが年間グランドスラムを達成するかに注目が集まっていた。だが準決勝でビンチがセリーナを下し、ペンネッタとのイタリア勢対決に駒を進めた。そのまま優勝まで駆け上がる期待もあったが、準決勝の勢いを再び見せることはできなかった。
盟友を下したペンネッタは試合後、「大会1ヶ月前にテニスから離れる決意をしました。今回が私にとって最後の全米オープンです。これ以上ない素晴らしい形で締めくくれました」と語った。
ノーマークからの優勝、そして突然の引退発表に「ペンネッタ優勝でセレモニーで引退表明って」「女子はペンネッタが優勝したんか!!! しかも引退かい!!!」「引退宣言は衝撃的だったけど、ペンネッタおめでとう」「ペンネッタ選手、全米OP優勝おめでとう! これで引退するんだね……びっくりした」「ペンネッタ最後の全米で優勝なんて格好良すぎ!」などテニスファンも驚いた。
《岩藤健》
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